私と車の物語:TOYOTA ハイエース(2023-)

こんにちは、畑岡です。

前回はアルピーヌA110Sというスポーティな軽量スポーツカーについてお話ししました。今回は一転して、私が最近購入した実用車の代表格、トヨタ・ハイエースについて綴りたいと思います。

目的を持った車選び

これまで様々なスポーツカーやスーパーカーを所有してきた私ですが、近年バイクのサーキット走行にも興味を持ち始め、バイクをサーキットまで運ぶためのトランスポーターが必要になりました。そこで選んだのが、トヨタ・ハイエースです。

中古車市場を探して手に入れたこのハイエースは、スーパーカーとは真逆の存在とも言えますが、その実用性の高さは私の期待をはるかに上回るものでした。

信頼性の代名詞

ハイエースの最大の魅力は、何と言ってもその信頼性の高さです。「とにかく丈夫で壊れない」という評判は、実際に所有してみるとよく理解できます。タフな作りと確かな品質は、長年にわたって世界中の過酷な環境で活躍してきた証でもあります。

バイクをサーキットに運ぶという用途では、時に遠方まで長距離を走ることもありますが、そのような時でも安心感があります。高速道路での巡航安定性も想像以上に良く、大型の車体ながらも疲労感は少ないと感じています。

積載能力の驚異

ハイエースの真価は、その圧倒的な積載能力にあります。バイク本体はもちろん、発電機、各種工具、ガソリン携行缶、はしごなど、サーキット走行に必要なありとあらゆる装備を積み込んでも、まだ余裕があるのです。

室内の広さと使い勝手の良さは、「荷物を運ぶ車としては最強ではないか」と思わせるほど。特に床面の広さと平らさは、大型の荷物を積み込む際に非常に重宝します。開口部の大きさも十分で、積み下ろしの作業もスムーズに行えます。

異常な中古車市場

興味深いことに、ハイエースの中古車市場は他の車とは一線を画す状況になっています。なんと中古車が新車よりも高値で取引されるという異常な状態なのです。

これは、個人の趣味の需要(キャンピングカーへの改造やアウトドア用途など)が急増している一方で、半導体不足などの影響で新車の供給が追いついていないことが主な原因とされています。また、ハイエースの耐久性の高さゆえに、高年式の中古車でも価値が下がりにくいという特性も影響しているようです。

私自身も中古車を購入する際、その価格の高さに驚かされましたが、実際に使用してみると、その価値は十分に理解できるものでした。

将来の展望

現在所有しているのはスタンダードルーフ&標準ボディですが、将来的にもし枠が回ってくるならば、ミドルルーフ&ワイドボディモデルを手に入れたいと考えています。さらなる室内高と幅があれば、バイクの積み下ろしがより容易になり、工具類の収納も充実させることができるでしょう。

理想は、内装にも手を入れて、長距離移動でも快適に過ごせるような「最高に快適なトランスポーター」に仕上げること。サーキット遠征の際には車中泊も可能なレベルにカスタマイズしたいと目論んでいます。

実用車の喜び

スポーツカーやスーパーカーが与えてくれる「走る喜び」や「所有する満足感」とは全く異なりますが、ハイエースのような実用車にも独自の魅力があります。それは「目的を完璧に果たす」という達成感と、その過程での不満のなさでしょう。

バイクをサーキットに運び、一日走行を楽しんだ後、疲れた体で帰路に就く時、全ての装備が問題なく積めて、安心して帰れる車がある。この当たり前に思える環境が、実は非常に贅沢なことだと感じています。

おわりに

トヨタ・ハイエースは、私のこれまでの車遍歴の中では異色の存在かもしれません。スピードや加速、デザインの美しさといった要素では、他の所有車に及ぶべくもないでしょう。

しかし、「必要な時に必要なことを完璧にこなす」という点では、どの車にも引けをとらない存在感を放っています。この実用性の高さこそが、ハイエースという車の真の魅力なのだと思います。

スーパーカーのような派手さはなくとも、縁の下の力持ちとして私の趣味生活を支えてくれるこのハイエースを、これからも大切に使っていきたいと考えています。

次回も、私の車遍歴の中から印象深い一台についてお話ししたいと思います。

それではまた。


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