こんにちは、畑岡です。

前回はマクラーレン765LTという私の車人生で最高峰の一台について語りました。今回は、現在も所有している愛車、ポルシェ・マカンⅢ GTSについて綴りたいと思います。スーパーカーとはまた異なる魅力を持つこの車は、日常の相棒として3年以上にわたり私の生活を支え続けてくれています。

即決のオーダー

マカンⅠ型との出会いについては以前お話ししましたが、この車があまりにも素晴らしかったため、3型が発表された2021年7月20日、その発表日当日にすぐさま新車をオーダーしました。これほど迷わずオーダーを決断したのは、それだけ1型での経験が素晴らしかった証だと思います。

約半年の待機期間を経て、2022年2月に納車となりました。外装は鮮やかな赤を選択し、内装もGTS専用の赤いステッチが施された特別なものをチョイス。さらにガラスルーフやBOSEサウンドシステムなど、ほぼフルオプション仕様でオーダーした甲斐あって、私好みの特別な一台に仕上がりました。

日常を彩る万能選手

現在、このマカンⅢ GTSとの時間は3年が経過し、走行距離も35,000キロメートルを超えています。私が所有する車の中で最も出番が多く、まさに日常の相棒としての役割を果たしています。

この車の最大の魅力は「バランス」にあります。SUVでありながらスポーティな走行性能を持ち、快適な乗り心地と実用的な積載能力を兼ね備え、さらには最新の運転支援システムによる安心感まで提供してくれる。これほど多くの要素を高いレベルで両立できている車は、他に類を見ないのではないでしょうか。

乗り心地の良さは特筆すべき点です。長距離ドライブでも疲労感が少なく、特に高速道路での巡航安定性は素晴らしいものがあります。一方で、ワインディングロードに差し掛かれば、SUVとは思えないほどキビキビとした走りを見せてくれるのも魅力的です。2.9リッターV6ツインターボエンジンが生み出す440馬力のパワーは、日常使いでは十分すぎるほどの余裕があります。

細部へのこだわり

21インチの大径ホイールも、このマカンの魅力を高める要素の一つです。通常、大きなホイールは乗り心地の犠牲を伴いますが、このマカンでは絶妙なサスペンションセッティング

により、見た目の格好良さと乗り心地の良さを両立しています。

また、BOSEサウンドシステムの音質も素晴らしく、音楽好きの私にとっては長距離ドライブの楽しみをさらに増幅してくれています。クラシックから現代音楽まで、幅広いジャンルを高音質で再生できることは、日々の通勤さえも特別な時間に変えてくれます。

ガラスルーフから差し込む光は、室内を明るく開放的な空間に変えてくれます。特に森林地帯や海岸線のドライブでは、上方の景色も楽しめるこの装備の恩恵を実感します。夜間には星空を眺めることもでき、ドライブの楽しみ方にさらなる次元を加えてくれています。

あらゆるシーンでの活躍

マカンⅢ GTSは、日常の買い物から週末のレジャー、時にはビジネスシーンまで、あらゆる場面で活躍してくれています。後部座席の快適性と広い荷室容量により、家族や友人との外出も余裕で対応できます。

特に印象的なのは、その「無理なく使える万能性」です。スポーツカーのような扱いづらさがなく、かといって普通のSUVのような味気なさもない。この絶妙なキャラクターは、長く付き合える車の条件として非常に重要だと感じています。

四季を通じて安心して使える点も大きな魅力です。夏の炎天下でも冬の雪道でも、安定した性能を発揮してくれるため、天候を気にすることなく行動範囲を広げられます。この安心感は、日本の変化に富んだ気候において非常に価値があります。

未来への視線

マカンの次期モデルはEV化されるというニュースが発表されています。電動化は時代の流れとして理解できるものの、エンジン駆動のマカンがなくなることは一人の自動車愛好家として少し寂しく感じていました。

しかし最近、マカンとは別の名前で、エンジン駆動のコンパクトSUVをポルシェが開発中という情報も耳にしています。もしそのようなモデルが発売されれば、ぜひともオーダーしたいと考えています。現在のマカンで培った「スポーティなSUV」というコンセプトが、さらに進化した形で継承されることを期待しています。

一方で、電動化の流れも避けられないものだと理解しています。ポルシェのような歴史あるスポーツカーメーカーが、どのようにその伝統とEV技術を融合させていくのか。その挑戦と進化の過程も、一人の車好きとして興味深く見守っていきたいと思います。

3年間の充実した日々

マカンⅢ GTSとの3年間は、本当に充実した時間でした。これまでの車遍歴の中で、日常の相棒として最も満足度の高い一台だと言えるでしょう。

スーパーカーとの関係が「特別な日の情熱的な恋人」だとすれば、このマカンとの関係は「いつも寄り添ってくれる理解ある伴侶」のようなものです。どちらも車との関係性としては素晴らしいものですが、日々の生活を支え、豊かにしてくれるという点では、マカンの存在は何物にも代えがたいものとなっています。

これからもこの信頼できるパートナーとの時間を大切にしながら、一緒に新たな思い出を積み重ねていきたいと思います。

おわりに

ポルシェ・マカンⅢ GTSという車は、私の生活に深く溶け込み、日々の行動範囲を広げてくれる存在となっています。スポーティな走りの楽しさと日常の実用性という、一見相反する要素を高いレベルで両立させたこのSUVは、現代の自動車技術の到達点の一つを体現しているように感じます。

車との付き合い方は人それぞれですが、私の場合は「日常を特別に変えてくれる車」という価値観がますます強くなっています。マカンはまさにそんな理想を具現化してくれた一台であり、これからも長く付き合っていきたいと思っています。


【この車のカタログスペックはコチラ